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アイデアにんべん

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知念紅型研究所

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年賀状はつくらず、毎年、挨拶状を書きます。
一年を振り返ってまずはじめに浮かぶのは、紅型を少し知ることができたこと。知念冬馬さんのおかげです。
冬馬さんが十代目となる知念紅型研究所のロゴができ、年始、お披露目に。
知念家はかつて琉球国に仕えた紅型三宗家のひとつです。

# by idea-ninben | 2021-01-05 11:36 | 工芸と文化

栄町市場あっちゃーMAP

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お肉は切りたてが断然おいしくて、県外から日帰りで豚肉を買いにくる常連客までいること。
カツオ、昆布、黒豆…出汁用の粉はブレンドしてくれること。
市場で66年、千切り屋店主の、無二の魅力。
小さな店内カウンターで定食を食べるのが通な総菜屋さんのこと。
ウーマクな子も泣き虫な子も、ただ話したいという人も受け容れる懐の深さ。
宮里小書店と金城商店の店主らは市場で食材を買ってきて鍋やたこ焼きランチを食べていること。
SNS発信不可の名店のこと。
栄町市場で世代をつなぐCOFFEE potohotoのさえさんと宮里小書店の綾羽さんの熱い語りをもとに、
主に昼間の(夜はもう有名なので)市場あっちゃーMAPを制作しました。

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さえさんが手渡してくれた『本日の栄町市場と旅する小書店』はおもしろさのあまり一気に読了。
本の存在を知っていたのに読もうとしなかったこの数年を後悔しました。
読むと会いたい人がいっぱい出てきましたが、もう会えない人もいらっしゃった…。
皆さんも一日も早く栄町へどうぞ。
注意点としては、日曜定休の店舗が多いことです。

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イラスト:Doucatty
編集・デザイン:アイデアにんべん

# by idea-ninben | 2020-12-22 10:32 | 地域

木のカップをザックにぶら下げて。

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キャンプを愛するお兄さんは木のマグカップを持っていて当然かと思いますが、山歩きが好きなお姉さん、一歩家の外に出てごはんを食べるとおいしいことを知っている人に、お知らせです。
沖縄の木工房が立ち上げたガレージブランド・Fav Time(ファボタイム)のお披露目会。
12/12から12/20まで、珈琲屋台ひばり屋にて。
オンラインストアは準備中とのことです。

撮影:大城亘
ロゴ・編集・デザイン:アイデアにんべん

# by idea-ninben | 2020-12-02 11:23 | 工芸と文化

CLAY

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CLAYとは土。土から生まれる、器、食、人。
北窯の親方の一人・松田共司さんのギャラリーを併設した、自家焙煎珈琲とランチ、デザートのお店がオープンしました。
若い人のはたらく場づくりも意識されています。
共司さん・創さん父子の掌と土、珈琲豆を撮影したショップカードと、共司さんの陶歴の栞を制作しました。

# by idea-ninben | 2020-11-25 13:43 | 食と小商い

琉球びんがた道具箱

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古典柄に、色を差す。
沖縄にない風景を想い、色を差す。
山々に、青海波に、花に、色を差す。

「体験」だとか「本格的な」という言葉ではもどかしい。
「琉球びんがた道具箱」は、紅型を、型染めを、染織を、工芸を、沖縄を、知る「事始め」だ。

今回の小風呂敷に、知念紅型研究所の職人が「歴史にも触れてほしい」と選び、型を彫ったのは、古典柄「桜波連山仕切り模様」(製作年代:琉球王朝第二尚氏時代)のアレンジです。

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山や波の模様を仕切りのようにして、染め分けていく染分地という意匠を用いて作られた大模様型。
大きな山々に枝垂桜など、沖縄では見られないモチーフが多く見られることからも、当時の琉球が本州や隣国から様々な影響を受けながら、それらを柔軟に紅型に取り入れたことがうかがえます。

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紅型は、現存する紅型や文献から、300年ほど前から技法があったことが分かっています。
琉球は統一王国の誕生(1429年)以前から、中国(明)と冊封関係があり、15~16世紀にはシャム(タイ)やルソン(フィリピン)、朝鮮、日本などとも交易しました。
中国やインド、インドネシア、日本に、紅型と同じ染め方はどこにも見当たらず、さまざまな近隣国の染物をヒントに沖縄でつくりあげていった古今独歩の技法だと考えられています。

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撮影(染め方指南帖):島袋常貴
プロジェクト:琉球びんがた普及伝承コンソーシアム、知念紅型研究所、アイデアにんべん

# by idea-ninben | 2020-11-13 09:34 | 工芸と文化