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アイデアにんべん

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「ないもの」とされている、3%の子どもたち。

「不登校は“怠け”でしょうか?
 私たちはそうは思いません。
 これまでの支援の中で怠けを理由に学校に行かなかった
 子どもには出会ったことがありません」
と、kukuluの代表・金城隆一さんは言います。

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沖縄では、いじめや貧困が原因で学校に行けない子どもが
クラスに1人の割合でいます。
パーセンテージにすれば3%。
問題は、この国には彼らに手を差しのべる
「制度」がないことです。
不登校で孤立した子どもは教育を受けられず、
未来の可能性を奪われてしまいます。
放っておけば、社会から引きこもる大人を増やすでしょう。

子どもたちが「ここにいていいんだな」と思える場所、
そして自分の将来に希望が持てるようなスペースとして
金城さんたちはkukuluをつくりました。

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不登校の子どもたちは、毎日のなかで
あたたかな食卓を囲んでいないことがままあります。
kukuluでは、まずはごはんをいっしょに食べよう!
ということを大事にしています。
料理やスポーツ、パソコン講習などを通して、
「自分の居場所」「人と交流できる居場所」
「社会との関わりにつながる居場所」づくりをしています。

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存続の危機にあったkukuluですが、
平和通りと壺屋が交差する地にあらたなスペースが誕生しました。

kukuluを運営する沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
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企画構成・編集・デザイン:アイデアにんべん
by idea-ninben | 2015-09-29 11:31 | 福祉と医療
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