人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

アイデアにんべん

ideaninben.exblog.jp

辺野古へ。

今日は、午前中をおやすみにして、辺野古にあるテント村(命を守る会)へ
行ってきました。

先日「君はなぜ戦争に行った?-イラク戦争帰還兵の沖縄‐」の上映会のあと、
辺野古での座り込み行動を、十何年も続けてこられた悦美さんから辺野古の
お話を聞いたことがきっかけでした。

沖縄に暮らすようになって10年ちょっと。ニュースやネット、またCoccoの
映画(大丈夫であるように)などでは知っていましたが、
恥ずかしながら現地へ行くのは、今回がはじめて。

すこし緊張しつつも、悦美さんとはじめてお話をしたとき、
そのやわらかい感じにふれていたので「まず、行ってみたい」と
思って出かけました。

辺野古へ。_c0191542_18271376.jpg
まず辺野古の浜辺で、はじめに出会ったのは、コメツキガニ。
危険を察知すると、からだをクルクルと回転させながら砂にもぐりこんでい
きます。ものすごい数で団体行動しているので、じーっと見入ってしまう。

辺野古へ。_c0191542_1828591.jpg
辺野古の浜に建てられたフェンスと有刺鉄線のそばには、監視カメラも。
そのむこうには、思いやり予算で建てられた兵士用の娯楽施設も。
(思いやり予算で建てられているので、建設費は日本の税金です。
(ちなみに、思いやり予算って、1日あたり5億1千万円だそうです…。
 これ、復興費にあてた方がいいと思うのだけど)。

この浜は、ウミガメの産卵地だったけど、水陸両用の戦車が動きまわり、
煌々と照らされる場合もあるので、来なくなってしまったとのこと。

いま、ここには、よくニュースなどで報道されてきたV字型の二本の
滑走路をつくる計画がある…。普天間の基地が無条件返還でなく、
移設でもされたら、軍事要塞になってしまうそう…。

そして、もし仮にそうなってしまったら、多くの生きものが暮らす海を
埋め立てることに…。(しかも台風対策などで、海面から10mの高さまで
埋め立てねばいけないそう+ものすごい距離の誘導灯も、海のなかに設
けなければいけないそう)

毎日、座り込み(2500日以上)をされている老若男女の輪のなかでお話
を聞かせてもらう。悦美さんが活動が激しかった頃の話を聞かせてくだ
さる。目の前にいる人(米兵、生活のために工事に携わっている人も)に
「あなたたちを敵と思っているわけではないよ」と意思表示することを
心がけたという阻止活動。

その言葉の一つひとつが心に残る。また時間を見つけて、すこしの時間
でも行こう。そう思いました。

辺野古へ。_c0191542_18304765.jpg
被災された方の復興が大事。原発のことからも目が離せない。
でも、その一方で、着々と進められる基地問題。
忘れてはいけないと、あらためて思う。
by idea-ninben | 2011-05-13 18:32 | 雑記
<< 青のガイド オルミジ カード 楚辺ポーポー >>