「レトルトカレーの商品は多く、販売は苦戦することだろう。
でも挑戦することに!」
という見出しのついた企画書を
読谷村役場・商工観光課のYさんから見せてもらったのは
いつ頃だったかな。
伝わる言葉でわかりやすく、熱く書かれた
その企画書のことは記憶に残っています。
そのパッケージ制作を、Yさんはわたしたちにに
「畑や海や、そういうところにも興味をもってよく足を運んでいるようだから」
と依頼してくださいました。
沖縄の太陽の下ですくすく育つシブイ(トウガン)は、
ウチナーおじぃ、おばぁたちの畑の楽しみです。
でも今の世の中、「その大きさは持て余す」と言われてしまいがち…。
無理なく育つ、ということは、環境にも無理がないということ。
おいしいということ。
そこで1年半をかけて開発されたトウガンのカレー。
地元の野菜を食べて、地域の人が元気になれたら。
おじぃ、おばぁの生きがいにつながってけば…
などなど、思いのこもった楽縁プロジェクトです。

わたしは冬に大根と鶏肉のカレーをつくるので、
初めて聞いた時も何の違和感もありませんでしたが、
トウガンでカレー?!という方がいらっしゃったら、心配要りませんよー。
子どもも食べられるようにと甘口にしてありますが、
スプーンを口に運ぶごとに、味に深みが出てきて、おいしい!
余分なものは入っていません。
忙しい日のランチに。夜ごはんに。差し入れに。沖縄土産ニューフェイスとして。
17日まで、新都心のあっぷるタウンでは、「読谷フェア」を開催中。
カレーの他、読谷あかね芋をつかった「あかねロール」(おすすめ!)や
トウガンパイ
(沖縄の人はアップルパイを買うくらいだったらトウガンパイを買いましょう)、
楚辺ポーポーなども販売されています。
カレーは他のコープおきなわでも取り扱われています。

Yさん、当時役場にお務めだった
Uさん、オキハム企画部のHさん、
ありがとうございました!
なにより毎回の打ち合わせが楽しかったです。
