自休自足vol.29は「家」の特集。
宜野湾市にある
宗像堂(天然酵母石窯パンの店)を取材させてもらいました。
床を張り、石窯をつくり、屋根をつけ…。
宗像さん夫婦は、この家で子どもを産み、育て、
この家で人といっしょにパンを焼くよろこびを知っていったそう。
「寒い」「暑い」「湿気がひどい」とは、
外人住宅に暮らす人が口を揃えることですが、
それらを上回る満足感や愛着、積み重ねてきたものが、
誉支夫さんとみかさんにはあるようでした。
余談ですが、取材の時、宗像堂のまわりにいる生きものとして教えてもらった
ズアカアオバト(
きれいなオリーブ色で、
鳴き声が独特!)。
うちの周囲にもいることが、最近判明しました(声で)。
はらぺこヤギやウシ、ゲートボール場のおじぃ、おばぁの声などに耳をうばわれて
今までまったく意識しなかった音がひとつ耳に届くというだけで、日々が新鮮。
宗像さんからお話を聞きながら、
読谷村の暮らしを見つめ直すいい機会にもなりました。