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アイデアにんべん

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『さきがけ歴男塾 1巻~開講の巻』

歴史の地を訪れる旅は、

誰と歩くかでずいぶんと変わってくるものです。

案内板には書かれることのない歴史のできごとを、

独特の歴史学にエンターテイメントを融合させて

ガイドしてくれるのが

クボウグランデの賀数仁然さん。

5分に一度、目からウロコが落ちる!と評判です。


ガイドにとどまらず、琉球歴史研究家として、

テレビやラジオ出演、歴史ドラマの監修、

歴史講座の講師、雑誌の執筆などで

活躍されている仁然さんの本が発売されることになり、

その装丁を担当させていただきました。

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発売日の講演会では、

「地球全体で大事にしないといけないものが沖縄にはある。

沖縄の歴史を知ると元気が出る。

沖縄の歴史、文化はエンターテイメントだ」

と、話されたそうです(聞きたかった!)。

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イラスト:田原幸浩

装丁:アイデアにんべん



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by idea-ninben | 2016-09-26 09:30 | 工芸と文化

未来へのカラハーイ(羅針盤)

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「昔はね…」「戦前はね…」。

久高島で暮らしている絵描き・山崎紀和さんは、

常日頃、おじい、おばあの問わず語りを耳にします。


ある時「戦前の灯台はね、木の電柱を3本組んで、

桟木を打って、上にランプを置いたんだよ」と言うのを、

鉛筆で描いて、話の主に見せたそう。

「とーとー、こんな感じ。

それでね、ランプは四角くて、四面ガラスで…」

また描いて見せて、もっとこうだったを経て、

絵の中で、戦前の灯台を蘇らせました。

現物がないかと那覇の骨董品屋を巡り、

買って帰っておじいに見せたたら、

聞き描きしたランプとおどろくほど似ていたと言います。


もしかしたら写真には残っていない風景を、

絵であれば再現できるかもしれないと、

彼は時間ができればおじい、おばあたちに

話を聞きに行くようになりました。

描いて持ってくと、こうじゃないと言う時もあって、

そういうことを経て近似値にもっていく作業を続けました。

「とーとー、似ているねー」がOKサインです。


とにかくどんな「点」でも集めよう、絵にしよう、としてきた

その経過報告のような展覧会が、

桜坂劇場・ふくら舎で催されます。


昔の暮らしを浮かび上がらせていくことは、

私たちがこの先を生きてゆく上での

ひとつの指針を示すという思いから、

タイトルは「未来へのカラハーイ(羅針盤)」に。


案内リーフレットの制作を担当させていただきました。

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by idea-ninben | 2016-09-15 22:15 | 工芸と文化

金城陶器所

読谷村で暮らすようになって自然と

そのおもしろさに開眼した「魚紋」。

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おじいさんが人間国宝の金城次郎さんで、

お父さんが金城敏男さんで、

壺屋時代も、読谷でも、

祖父や父の仕事場を遊び場として育ったという

金城吉彦さんの魚紋とは?!

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金城陶器所のリーフレットと

現代沖縄陶工展のフライヤーを制作しました。

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吉彦さんのパートナー・博美さんは

“金城次郎の器”に導かれるようにして、

沖縄へ移り住み、修行した人。

作陶をはじめた頃から、韓国の古陶磁のなかでも、

李朝という時代を反映する

“屈託がない”器を追いかけつづけています。


作陶展では、お二人の代表作だけではなく、初期の作品、

作品の源となっている古陶磁などの参考品も展示されています。

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撮影:田村ハーコ

企画構成・編集(リーフレット)・デザイン:アイデアにんべん


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by idea-ninben | 2016-09-05 11:19 | 工芸と文化