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アイデアにんべん

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『壺屋の+』と「壺屋歩きを楽しむための十カ条」

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「ここに来たら、歴史を探ることができるのが魅力。
 沖縄の歴史に深い興味をもたせてくれる。
 ディスカバリー壺屋。宝探しが俺の壺屋の楽しみ方かな」
那覇市で骨董商を営むSさんは、
壺屋の魅力についてこう話してくれました。

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さまざまな国のやちむん(やきもの)を使っていた琉球王国時代
→ 薩摩侵攻を機に自国でやちむんをつくりはじめた王府
→ 朝鮮・中国・薩摩の技術を導入
→ 窯を壺屋に統合
→ 琉球処分
→ 本土で大量生産された磁器の流入
→ 民藝運動
→ 沖縄戦


沖縄という小さな島は、
ことさら翻弄されつづけてきた歴史をもちます。
そんななかで、沖縄のやちむんが残ったのはなぜでしょうか。
もともと沖縄は、台風や干ばつなどの自然災害に襲われやすく、
資源に乏しい土地。
ここで生き抜くためには、暮らしのあらゆる面において
たくまさしさやおおらかさが必要でした。
陶工たちもまた然り。
歴史のどの地点においても、人々は屈することなく、
熱意をもって、マイナスをプラスに変えてきました。

冊子『壺屋の+(プラス)』(A5/60ページ)では
そんな壺屋の底力を紹介しています。

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冊子に目を通したら、
やちむん通りと両脇の小路をゆっくりと歩いてみてください。
今という時代、経済合理性によって損なわれてきたものが
あまりに多くあるなかで、
壺屋の人々が積み重ねてきた手仕事が、はたらきがけが、
壺屋というまちの魅力を形づくっています。

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『壺屋の+(プラス)』は、
通り会に入っている店舗と宿泊施設に閲覧用として置かれます。
また、リーフレット「壺屋歩きを楽しむための十カ条」は、
さまざまな場所で配布されます。

お問合せは、098-866-6661(壺屋焼と古美術の店 陶宝堂)まで。


撮影:島袋常貴
写真協力:山田實 他
デザイン:大西広告制作所
企画構成・編集・言葉:アイデアにんべん
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by idea-ninben | 2014-02-26 13:41 | 工芸と文化
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